2021/03/31 15:51
手染めと手刺繍ができたら、最後に作品に仕立てるための組み上げや縫製をします。 アクセサリーの組み上げには、質感の良いパーツを選んでいます。 アクリルボールではなくボヘミアンガラスビーズや天然石を、といった感じです。 ボヘミアンガラスビーズにはクラシカルな存在感が、天然石には自然が育んだ豊かな表情が宿っています。 これらは、時が経つことで価値が下がることはありません。 また、布雑貨の縫製の材料にはできるだけ天然素材を選んでいます。 時を経るごとに深まる味わいを楽しんでいただきたいので、合皮ではなく本皮を、プラスチックではなく金属を、といった感じです。 時を経た本革はしっとりとした飴色になり、金属はざらっとしたいぶし感をまといます。 どちらも黒ずみやキズという渋み、味わいが加わります。